こんにちは。
札幌市西区の買取専門店くらや札幌西店です。
8月17日から21日までの査定を振り返ります。
今回ご相談いただいたのは、
掛軸。
鼈甲の眼鏡。
ブランド靴。
大量の茶道具。
ダイヤモンドや貴金属。
中国切手。
昭和レトロのバッジや筆箱。
そして金歯。
品物だけを見ると、まったく共通点がないように見えます。
しかし、遺品整理や生前整理、終活の現場では、むしろこれが普通です。
「これは価値があるのか?」
「残した方がいいのか?」
「捨ててもいい物なのか?」
最初から答えが分かっている方ばかりではありません。
今回も、整理を進める中で思わぬ価値が見つかったケースがありました。
親御様の遺品整理。まずは場所を取る掛軸14本から
札幌市東区から、60代男性のお客様にご来店いただきました。
親御様とご実家で同居されていましたが、ご他界されたことをきっかけに遺品整理を進めているそうです。
今後は転居も予定されているため、まずは場所を取る物から整理したいとのこと。
今回お持ちいただいたのは掛軸14本でした。
遺品整理では、
「価値が高そうな物から」
と考える必要はありません。
大きくて場所を取る。
どう保管したらいいか分からない。
自分では使わない。
そんな物から少しずつ整理する方法もあります。
査定の合間には、ずいぶん日焼けされていたのでお話を伺うと、退職後は庭で野菜作りに精を出されているとのこと。
査定とは関係のない話でしたが、こうした会話も店頭査定の楽しみの一つです。
数年前のお客様が再来店。鼈甲眼鏡とトッズのローファー
札幌市西区宮の沢からは、40代男性のお客様。
数年前に一度ご利用いただいています。
今回は親御様から頼まれた鼈甲の眼鏡と、ご自身の不用品整理を兼ねてトッズのローファーをお持ちくださいました。
しばらく間が空いていたため、最初は私もすぐには思い出せませんでした。
それでも、
「また近いうちに来ます」
と言っていただけるのは嬉しいものです。
最近は出張査定で店を離れることもあるため、次回来店の際は事前に電話をいただくようお願いしました。
遺品整理や生前整理では、一度ですべての品物が出てくるとは限りません。
整理するたびに、
「これも見てもらおう」
と何度かご利用いただくケースも多くあります。
茶道具の整理中にダイヤモンドと貴金属を発見
8月18日は、以前ご相談いただいた札幌市東区のお客様のご自宅へ出張査定に伺いました。
親御様が残された大量の茶道具を整理されているお客様です。
前回に引き続き茶道具を確認していると、作業の途中からダイヤモンドや貴金属も出てきました。
そこで茶道具と一緒に査定。
大切なのは、見つかった物をすべて売ることではありません。
査定結果を確認しながら、
これは残しておく。
これは手放す。
と、お客様自身に一つずつ判断していただきました。
さらに茶室そのものの整理についてもご相談いただき、次回の日程を決めています。
次回ですべての工程を完了する予定です。
このような現場に立ち会っていると、実家整理や生前整理では「最初から売る物を全部決めておく必要はない」と感じます。
片付けながら見つける。
価値を確認する。
そのうえで残すか手放すか決める。
そんな進め方でも大丈夫です。
少量の中国切手が45,000円の査定に
札幌市西区からは、50代女性のお客様から中国切手をご相談いただきました。
お盆頃に一度お預かりしていたお品物です。
中国切手にはシリーズとして発行された物も多く、単純に一枚ずつを見るだけでは判断できない場合があります。
今回は真贋について確認するとともに、シリーズがどこまで揃っているのかなども調べたうえで、改めてご来店いただきました。
査定額は45,000円。
枚数だけを見れば大量というほどではありません。
それでも内容によって、まとまった査定額になることがあります。
古い切手というと、
「今は手紙も出さないから価値がないだろう」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし中国切手をはじめ、種類や年代、シリーズなどによって評価が異なる物があります。
遺品整理で古い切手帳やアルバムが出てきた場合は、処分する前に中身を確認してみることをおすすめします。
昭和レトロは「高い・安い」だけではありません
札幌市南区からは、50代男性のお客様。
今月2回目のご利用です。
前回に引き続き、子供の頃に集めていた昭和レトロの品々をお持ちくださいました。
今回はバッジや缶、アルミ製の筆箱など。
前回のような目玉となる品物はなく、今回は2,000円でのお買取りとなりました。
しかし、お客様は金額そのものより、
「ちゃんと見てもらえた」
ということに満足されている様子でした。
これは査定をしていると、とても大切なことだと感じます。
古い物が全部高額になるわけではありません。
査定した結果、数百円、数千円ということも当然あります。
それでも、
何なのか分からないまま捨てる。
他のお店で見てもらえなかったから捨てる。
のではなく、一度確認してから判断する。
それだけでも、長年持っていた物を整理する時の納得感は変わるのではないでしょうか。
「金色の眼鏡」は本当に金?刻印がなくても確認できます
8月21日の朝、札幌市西区の60代男性からお電話をいただきました。
遺品整理で出てきた金歯と金色の眼鏡についてのご相談です。
眼鏡については、
「刻印が見当たらないけれど査定できますか?」
とのこと。
もちろん確認できます、とお伝えしてご来店いただきました。
実物を確認すると、眼鏡には分かりにくい場所にメッキを示す刻印がありました。
そのため、こちらについては金製品ではないことをご説明しました。
見た目が金色だから金。
刻印が見つからないから金ではない。
どちらとも限りません。
刻印が非常に小さかったり、見つけにくい場所に入っていたりすることもあります。
ご自身で判断できない場合は、そのままお持ちいただいて構いません。
歯が付いたままの金歯も査定しました
同じお客様からは、金歯もお持ちいただきました。
今回は歯が付いた状態でした。
そのため、査定に必要な状態にしたうえで金歯そのものの重量を確認し、お客様にも重量をお伝えしました。
実際に量ってみると、
「思っていたより軽いんだね」
と少し残念そうではありました。
金歯は見た目の大きさだけでは、金属部分がどの程度あるのか分かりにくい物です。
また、金色に見えるからといって、純金というわけでもありません。
だからこそ実物を確認し、重量や状態などを踏まえて査定する必要があります。
今回は査定内容をご説明し、ご納得いただいたうえでお買取りとなりました。
遺品整理では「価値が分からない」が普通です
今回の6件を振り返ると、改めて感じることがあります。
遺品整理や生前整理では、
「価値がある物だけを選んで買取店へ持って行く」
というのは、実際には難しいということです。
中国切手のように、少量でも45,000円の査定になる物がある。
一方で、金色に見える眼鏡を確認したらメッキだったということもある。
茶道具を整理していたら、その途中からダイヤモンドや貴金属が見つかることもあります。
そして昭和レトロの品物のように、高額にならなくても「何なのか、価値があるのかをきちんと確認してから手放したい」という方もいます。
だからこそ、
価値を判断してから持って行く。
のではなく、
価値が分からないから査定してもらう。
という使い方でいいのだと思います。
捨てる・残す・売る。その順番を逆にしてみる
遺品整理や終活、実家整理では、たくさんの物を前にすると、
「これは捨てる」
「これは残す」
「これは売れそう」
と、ご家族だけで仕分けようとしてしまいがちです。
しかし、価値が分からない物については、
まず確認する。
その結果を知る。
そして、残す・売る・処分するを決める。
という順番でも構いません。
査定したからといって、すべて売却する必要はありません。
今回の茶道具の出張査定でも、実際にお客様ご自身が一つずつ「残す物」と「手放す物」を決めています。
くらや札幌西店では、金・プラチナやダイヤモンド、ブランド品、時計だけでなく、掛軸、切手、茶道具、骨董品、昭和レトロ品など幅広く査定しています。
札幌市西区・手稲区・北区・東区・南区などで、遺品整理、生前整理、終活、実家じまいを進めている方は、
「これが売れるのか分からない」
という段階からお気軽にご相談ください。
一度にすべて整理する必要もありません。
まずは価値の分からない物を、一つ確認するところから始めてみてください。

買取専門店 くらや 札幌西店
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営業時間:10:00~19:00
定休日:木曜日
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※ご予約なしでもご来店可能ですが、小さな店舗のため混雑時はお待ちいただく場合がございます。また、出張買取で不在の場合もございますので、スムーズな査定をご希望の方は事前のご連絡をおすすめします。

査定員略歴
店長:寒河江 哲(サガエ アキラ)
1987年生まれ。査定歴13年。大手買取店で店長を務めた後、買取専門店 くらや 札幌西店の立ち上げから約8年間、店舗運営に従事。遺品整理・実家整理における現地査定や丸ごと案件の対応経験も豊富で、「何を残し、何を売り、何を処分するか」といった判断についても、ご家族の意向に寄り添ったご提案を心がけています。
















