「価値がない」と決める前に|終活・遺品整理から見えた9月1日〜6日の査定日誌

9月に入り、札幌も少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。

くらや札幌西店では、9月1日から6日にかけて、終活や遺品整理、断捨離に伴う査定相談が続きました。

今回特に印象に残ったのは、

「価値がないと思っている」

「以前、別のお店では買取できないと言われた」

「売れるか分からないけれど、とりあえず持ってきた」

というご相談です。

実際に査定してみると、思わぬ品物に値段が付くケースもありました。

今回は、そんな9月初旬の査定現場をご紹介します。

札幌市手稲区|叔母様の遺品から出てきた茶道具

9月1日、札幌市手稲区から60代の男性がお嬢様と一緒にご来店されました。

お持ち込みいただいたのは、叔母様の遺品として残っていた茶道具です。

お話を伺ったところ、金額についてはそれほど期待されていないご様子でした。

茶道具は、箱や作家、銘、素材、状態などによって評価が変わります。

一見すると同じように見える茶碗や茶入、鉄瓶などでも、確認するポイントはさまざまです。

今回は一点ずつ確認し、査定内容をご説明したうえで、そのままお買取りとなりました。

遺品整理では、ご家族自身が価値を判断するのが難しい物がたくさん出てきます。

処分する前に一度見せていただくだけでも構いません。

札幌市手稲区|前回売らなかった貴金属を再びご相談

9月2日は、以前出張査定をご利用いただいた70代女性から再度ご相談をいただきました。

前回の出張査定では、着物と一緒に貴金属も査定。

貴金属だけで50万円近い査定額となりましたが、その日は売却せず、一度考えていただくことになっていました。

その後、

「やっぱり貴金属も売りたい」

と再びご依頼いただきました。

ところが、ご依頼当日は貴金属相場が大きく下がったタイミングでした。

せっかく前回査定している品物です。

こちらから、

「全部を今日売らず、また次の機会でもいいのではないですか」

とご提案しました。

お客様にもご理解いただき、今回は一部のみご売却。

買取店だからといって、必ずその日に売る必要はありません。

相場のある品物だからこそ、査定額を確認してから考えるという使い方もできます。

札幌市西区発寒|「価値がない物ですみません」と持ち込まれた古銭

9月5日は、西区発寒から60代のご夫婦が初めてご来店されました。

古銭やミントセット、100円銀貨、1000円銀貨などをお持ち込みいただきました。

最初から、

「価値なんてないと思います」

「こんな物を持ってきてすみません」

というご様子。

売れないだろうとは思っているものの、捨ててしまうのも忍びない。

そこで一度査定してみようとご来店されたそうです。

こうしたご相談は、実は珍しくありません。

古銭や記念硬貨などは、見た目だけで価値を判断するのが難しい分野です。

今回は査定をしながら、

「査定は無料なので、価値が分からない物ほど気軽に持ってきてください」

とお話ししました。

価値があるかどうかを判断するために査定があります。

売れる物だけを選んで持ってくる必要はありません。

札幌市西区発寒|段ボールにまとめて持ち込まれたご両親の遺品

同じ9月5日、西区発寒から50代のご夫婦にもご来店いただきました。

ご両親が亡くなられ、実家を整理して、ご自身たちがそこへ引っ越す予定とのこと。

段ボールの中には、さまざまな遺品がまとめて入っていました。

「何が売れるのか分からないので、とりあえず持ってきました」

というご相談です。

一緒に中身を確認していくと、クリストフルのシュガースティックや銀杯などが出てきました。

中には1万円以上の査定となる銀杯も。

ご夫婦もまったく期待されていなかったようで、査定が進むにつれて、

「これはどうだろう?」

というように、査定そのものを楽しんでいただけました。

そして翌9月6日にも再びご来店。

今回は切手や銀貨、昭和レトロな品物などをお持ちいただきました。

前回、サッポロビールの古い栓抜きに値段が付いたことが面白かったそうで、今回は昭和の古い物もいろいろと持ってきてくださいました。

さらに、遺品とは別に売るか迷っていたバーバリーのコート2着もご持参。

最後は決心され、一緒にお買取りしました。

遺品整理は、一日ですべて終わらせる必要はありません。

箱を一つ整理して、また次の箱。

そんな進め方でもいいと思います。

札幌市西区琴似|他店で断られた遺品の懐中時計

9月6日には、西区琴似から30代女性が初めてご来店されました。

お持ち込みいただいたのは、

オメガ
セイコー
ロンジン

などの懐中時計やストップウォッチです。

以前、別のお店で遺品の腕時計を多数売却した際、懐中時計については買取できないと言われたそうです。

そこで今回は、

「西区で懐中時計を積極的に買取しているお店」

を探して、くらや札幌西店を見つけていただきました。

今回特に印象的だったのは、一つひとつの時計に故人が残したメモが付いていたことです。

いつ頃の物なのか。

どのように使っていたのか。

残されたメモを一緒に読みながら、一点ずつ確認していきました。

遺品は、単なる中古品とは少し違います。

残されたご家族にとっては、その品物について知ること自体が整理の一部になることがあります。

査定額だけではなく、分かる範囲で品物についてお話ししながら査定することを大切にしています。

断捨離のお客様も増えています

今回の6日間では、遺品整理や終活だけではありません。

札幌市東区からは、引っ越しに向けて断捨離を続けている30代女性に何度もご利用いただきました。

ニューバランスやマムートなどのアパレルです。

今回のお品は比較的新しいモデルで、未使用・タグ付きという条件も揃っていたため、一点ずつ査定額を付けることができました。

衣類は、同じ商品でも使用状態やタグの有無、モデル、需要などによって中古市場での評価が変わります。

数回に分けて進めてきた整理も、いったん一区切り。

「今後はアパレル以外でもぜひ利用してください」

とお話ししました。

また札幌市西区では、以前一度査定したフランクミュラーの腕時計やルイヴィトンの財布・バッグを、改めてお持ちいただいたお客様もいらっしゃいました。

前回は売却せず、一度持ち帰って検討。

今回は必要なものを準備して再来店され、スムーズにお買取りとなりました。

査定を受けたから、その場で売らなければならないわけではありません。

一度持ち帰って考えてから決める。

これも買取店の使い方の一つです。

9月初旬の査定から感じたこと

今回の16件を振り返ると、最近の査定現場で続いている傾向がさらに明確になっています。

「価値がある物だけを持っていく」のではなく、

「価値があるか分からないから見てもらう」

という利用です。

遺品を段ボールごと持ってくる。

昔の古銭をとりあえず見てもらう。

他店で断られた懐中時計を相談する。

着物を見てもらったついでに貴金属を査定する。

一度査定して、売らずに帰る。

そして後日、改めて相談する。

こうした使い方が増えています。

くらや札幌西店では、査定したからといって売却を急いでいただく必要はありません。

終活、遺品整理、実家じまい、断捨離では、

「これは売れるのかな?」

という物が出てきた段階でご相談ください。

札幌市西区を中心に、手稲区・北区・東区・石狩市・小樽市などへの出張査定についてもご相談いただけます。

買取専門店 くらや 札幌西店

所在地:〒063-0062 北海道札幌市西区西町南19丁目1-18
電話番号:011-215-8866
営業時間:10:00~19:00
定休日:木曜日
メール:kuraya.sapporonishi@gmail.com
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※ご予約なしでもご来店可能ですが、小さな店舗のため混雑時はお待ちいただく場合がございます。また、出張買取で不在の場合もございますので、スムーズな査定をご希望の方は事前のご連絡をおすすめします。

査定員略歴

店長:寒河江 哲(サガエ アキラ)
1987年生まれ。査定歴13年。大手買取店で店長を務めた後、買取専門店 くらや 札幌西店の立ち上げから約8年間、店舗運営に従事。遺品整理・実家整理における現地査定や丸ごと案件の対応経験も豊富で、「何を残し、何を売り、何を処分するか」といった判断についても、ご家族の意向に寄り添ったご提案を心がけています。